広末涼子活動休止、双極性感情障害を公表、復帰は不可能?過去にはてんちむ、セレーナ・ゴメスも罹患

芸能
引用元:公式サイト

女優の広末涼子さんが5月2日、公式サイトから「双極性感情障害および甲状腺機能亢進症」と診断さんれたこと、さらに「当面の間、広末はすべての芸能活動を休止し、心身の回復に専念いたします」と芸能活動の休止を発表しました。

事故から始まり、広末涼子さんは不安定さを取り沙汰されていましたが、精神疾患を患っていたことが判明しました。芸能活動自体も長く、大きな人気を誇っていましたが、芸能活動復帰が可能なのか気になります。

そこでこの記事では、広末涼子さんが双極性感情障害から芸能活動の復帰が可能かどうかを調査したいと思います。

もちろんゆっくり休んで欲しいけど、これで引退することになっちゃたらさみしい、、

双極性感情障害とは?

双極性感情障害とは、「そう」と呼ばれる異常にテンションが高いような状態と「うつ」と呼ばれる気分が非常に落ちこんでしまった状態を繰り返す病気です。

「双極性感情障害」は気分が落ち込む時期があるので、「うつ病」と混同されることもありますが、違う病気となります。

双極性感情障害の症状

双極性感情障害には「うつ状態」「そう状態」がありそれぞれ症状が異なります。

双極性障害での「そう状態」の症状

「そう状態」「自分はすごい」といった『万能感』が強くなり、不自然なまでに体中がエネルギーに満ち溢れたように感じられる状態を指します。一般的な「そう状態」での症状は次の通りです。

  • 眠らなくても平気になり、睡眠時間が短くなる。
  • 突然上機嫌になり、周囲への交流を求める。
  • お金を使いだし、浪費癖がつくようになる。

双極性感情障害での「うつ状態」の症状

「うつ状態」双極性障害患者が経験する、気分が落ち込み、意欲が低下する状態を指します。うつ病が単独で生じる場合と似ており、強い悲しみ、日常の活動への関心の低下、思考や動作の緩慢などが特徴です。双極性障害では、躁状態とうつ状態が交互に繰り返されるため、うつ状態の期間は様々です。

  • 自己否定や自殺を考え、焦燥感、強い悲しみ、絶望感を感じるようになる。
  • 日常への関心が低下し、仕事や趣味への熱意の喪失する。
  • 食欲、睡眠時間が増加、または低下する。

「そう状態」と「うつ状態」ではこんなに症状が異なるのですね、元気な側面を見せるだけに判断が難しくなる印象です。

双極性感情障害は外見的に元気に見えてしまうことがあるため、一過性の体調不良と判断し、周りも本人も気づかないまま来てしまうことがあるようです。広末涼子さんの件も同様で、事故といった表面的な事件になり、ようやく発見されるといった困難さもあるようです。

双極性感情障害の治療方法

治療方法には薬物医療の他、生活習慣など、日常面からのアプローチも重要となります。

  • 薬物療法:医師の指示に従い、適切な薬物療法の継続
  • 生活習慣の管理:規則正しい生活リズム、十分な睡眠、バランスの取れた食事、適度な運動
  • サポート体制:家族や友人、患者会など、サポート体制

完全な寛解は困難

双極性障害の寛解とは、症状が落ち着き、躁状態やうつ状態がみられなくなった状態を指し、治療して 10-20%は慢性の経過をとり、完全寛解率は4割弱に過ぎず約3割の群が就労や自立が困難など社会的機能に障害を持つとされています。

芸能活動復帰について

完全な寛解を目指すのは困難とするも、継続的な治療を施すことによって復帰できた事例もあり、芸能活動復帰の可能性はあるようです。

双極性感情障害にかかった著名な方として、芹奈さん(Little Glee Monster)、てんちむさん、セレーナ・ゴメスさんがいますが、双極性感情障害と付き合いながらも活動再開できています。

双極性障害の寛解は、症状が落ち着き、日常生活を普通に送れる状態ですが、再発の可能性があるため、寛解を維持できるよう、薬物療法、生活習慣の管理、心理教育、サポート体制の構築など、総合的なアプローチが必要となり、今回の診断を契機に、広末涼子さんにおいても十分なサポートが待たれます。

まとめ

この記事では、広末涼子さんが、「双極性感情障害から芸能活動の復帰は可能かどうかを調査」、と題してお送りしました。

結論として完全な寛解は困難とするも、過去の事例から見ても、継続的な治療を施すことによって、芸能活動自体は復帰できる可能性はあるようでした。

もし戻ってきてくれたら嬉しいけど、今は治療のことだけ考えて、、

ただ、まずは十分な休養を経て、落ち着いた日常生活を取り戻すことが重要となり、どうかストレスなく静かに休養を願うばかりです。

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