【話題】NPBの試合中の動画・画像投稿禁止に反対!そもそもなぜ禁止にするのか、その理由について

スポーツ

2025年度より、プロ野球の現地観戦中の撮影行為が一部禁止されることになりました。

それはNPBが試合観戦契約約款が改定し、ファンによる試合中のSNS等への画像や動画のアップロードを制限したためです。

この改定に対し、不満の声が大きく、現在においてはSNS上では反対運動の呼びかけも発生していて、大きな話題になっています。

今までは問題がなかったのになぜ禁止とするのか?

そこで、NPBはなぜ試合中の動画・画像投稿禁止とするのか、その内容と理由について調査しました。

写真・動画等の撮影及び配信・送信規程

  • NPBが発している、「写真・動画等の撮影及び配信・送信規程」
  • NPBが承諾する場合
  • NPBが承諾しない場合

NPBが発している、「写真・動画等の撮影及び配信・送信規程」

以下がNPBが発している、「写真・動画等の撮影及び配信・送信規程」となります。

「本規程は、主催者が有する権利及び法益を適正に保護しながら、プロ野球の普及発展と球場観戦の価値向上を図るため、試合の観戦における写真・動画等の適切な撮影、及び写真・動画等の配信・送信方法等についてのルールを示すものです。」

引用元:https://npb.jp/npb/satsuei_haisin_kitei.html

配信のための撮影行為が大きく制限されていて、選手のプレイ中の動画撮影ができなくなっています。

写真を撮っているか、動画を撮っているかって判断するのは難しそうだけど、どうやって規制を実行するんだろう、SNSですごいプレイが上がっているのを見るのは楽しみだったなぁ、、

NPBが承諾する場合

また、撮影行為の中でも判断基準についてもNPBから公開されていて、以下は問題ないとするケースとなります。

中でも注目なのは「主催者が承諾したもの」について、ここでいう主催者は球場のホーム側、エスコンフィールドで言えば「北海道日本ハムファイターズ」側で承諾するかを判断することになります。

NPBだけでなく、球団がルールを守らせるような立て付けになっているんですね!!

NPBが承諾しない場合

NPBから公開されている撮影行為の判断基準について、以下は問題ありとするケースとなります。

撮影方法及び、撮影内容について大きく制限された形になります。

プレイの動画配信は上述した通りですが、撮影方法については他者の観戦を妨げるような三脚の使用、また、撮影されることを拒む方に対する撮影行為も禁じられています。

隣の人が撮影に熱心でいろんな機材があってプレイに集中して見れなかったことあったなぁ、、

NPBが規制する理由

NPBが「写真・動画等の撮影及び配信・送信規程」で規制する理由について、大きな理由としては無許可ライブが存在しているためです。

問い合わせに対し、NPBの回答から得られた内容として「ネット上で、許可を得ずに試合を流して利益を得るチャンネルが一定数存在し、放映権の侵害行為にあたり、野球観戦の価値向上を図るためにもルールが必要となった。」

以前から動画投稿サイトにて「実況」「速報」といったタイトルで、試合の様子を中継している投稿が確かに散見されています。

あれってやっぱりダメだったんだ!!

撮影行為を禁止した影響

撮影を禁止したことにより、ファンの間では「なぜできないのか」「どこまでが問題ないのか」といった、ルールに対する疑問と、基準に対する理解が進んでいないことが発生しています。

また、実際取り締まる上で、撮影を許諾するケースとして「主催者が承認した場合」とする部分で、球団とNPB間で共通認識にずれが発生しています。

引用元: https://www.fighters.co.jp/news/detail/202500684612.html

主催者の承認といっても、NPBのルールの範囲内で、ということなのかな?

まとめ

この記事では「NPBはなぜ試合中の動画・画像投稿禁止とするのか、その内容と理由について調査」と題してお送りしました。

得られた結果について、禁止する理由は「無許可ライブ」を取り締まるためであり、内容については配信行為、また選手のプレイ中の撮影を大きく規制するものでした。

ただルールに対して、撮影が承諾されるケースはあるものの、細かなルールが多く理解が進んでいない、不満の声が多数挙げられている、という現状になります。

規制する上で、今後において大きな課題になり、恐らくNPB基準でルールが守られていないと判断されることが発生すると思われます。

今後ルールを浸透させるためには、NPBで個別具体的に事例を取り上げ何を持って禁止とするのか、しっかり発表するなどして、粘り強く対応し、また、基準がわかりやすくルールを改定し続ける取り組みを持って、理解を求め続けることが必要だと考えます。

現状悪意なく破られているケースも発生しているらしいですからね、、、

あと許諾するケースとして、「主催者が承認した場合」は絶対改定すべきですね、、、

あくまで既存のルールを守らせるのが前提であれば、意味のないルールですし、このままでは球団からも理解が得られない立て付けになっているかと思われます。

今後の動向にも要注目ですね!!

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