2025年7月1日スタートのTBS火曜ドラマ『初恋DOGs』で連ドラ初主演を務める清原果耶さん。
この記事では、NHK朝ドラから話題作、声優、舞台まで多彩なキャリアを築いてきた清原果耶さんが、本作でどのように“愛を信じない弁護士”を演じ分けるのか、出演作品を振り返りつつ演技分析と期待ポイントを紐解きます!!

清原果耶の主な出演作品と演技傾向
清原果耶さんは朝ドラから演技のキャリアをスタートし、舞台まで幅広く活躍を見せています。
1. 朝ドラからキャリアを築くNHK連続テレビ小説
- 『あさが来た』(2015年10月3日~2016年4月2日)
契約仲間の“イケメン”キャラを自然体で演じ、注目を浴びる。

- 『夏空』(2019年7月1日~9月28日)
青春群像の一角を担い、等身大の少女の葛藤を繊細に見せた。
2. 社会派・ヒューマンドラマでの確かな存在感
- 『透明なゆりかご』(2018年7月20日~9月21日/NHK)
看護師見習い役でリアルな医療現場を体現。自然な涙と息遣いで高い評価を獲得。 - 『心動迎戦Song!』(2022年1月11日~3月15日/TBS)
主演・木皿花枝役で“アイドルの裏側”を演じ、コメディとシリアスを行き来する表現力を披露。
3. 映像と声で見せる多彩な表現
- 『颱風的諾爾達』(声優/2015年) – 声だけで感情を伝える初挑戦
- Netflix『武士生死鬥』(2025年11月予定) – 時代劇のヒロイン像に挑む新境地
4. 舞台・実験的演劇への挑戦
- 『ハムレット』(2025年) – 古典戯曲を身体全体で表現する本格派チャレンジ
- 『いきなり本読み! in三越劇場』(2024年) – 台本初見読み上げによる即興演技力を披露
演技の特徴・分析
清原果耶さんのこれまでの出演作品で魅せてきた演技は以下の特徴となります。

- ナチュラルでリアルな存在感
年齢を重ねるごとに役柄の深みが増し、過度な演出なしで感情の機微を伝える自然体。 - 声と間の使い分け
声優経験を生かし、映像シーンではセリフのトーンや呼吸感を巧みに操る。 - ジャンルをまたぐ適応力
朝ドラ、医療ドラマ、コメディ、声優、舞台と、幅広いジャンルで視聴者を引き込む器用さ。 - 共演者を引き立てる“柔らかい芯”
強い個性の俳優が揃う中でも、しなやかな演技で物語の中心を支える。
『初恋DOGs』での役どころと期待ポイント
- 役名:花村愛子(はなむら・あいこ)
離婚訴訟専門の敏腕弁護士。恋愛不信の“こじらせ女子”だが、愛犬サクラだけは裏切らない。犬を愛する心と人を信じられない冷静さを併せ持つ複雑なキャラクター。
期待ポイント1:愛犬サクラへの“母性”と弁護士としての“冷徹さ”の使い分け
清原はプライベートで臘腸犬を飼育するなど犬好きとして知られる。実生活の愛犬への愛情が、愛子の母性溢れる場面に深みを与える一方、裁判所でのクールな弁護士像をシャープに演じ分けるはず。
期待ポイント2:犬同士の出会いに翻弄される自然なリアクション
“運命の犬”同士の出会いが人間を動かす設定を、清原は細やかな表情とボディランゲージで表現。リアルな愛犬家としての動きが、観る者の共感を呼び起こすでしょう。
期待ポイント3:成田凌・ナ・イヌとの新鮮な三角関係
成田凌、ナ・イヌという異なるバックボーンをもつ2人との化学反応は未知数。清原のナチュラルな演技が、2人のキャラクターに自然な“間”を作り、三角関係のジレンマを際立たせます。
期待ポイント4:日韓共同制作ならではの異文化演技
韓国系キャストと語り合う演出が多い本作。清原はこれまで“K-ドラマ初出演組”との共演経験は少ないが、自然体のコミュニケーション力で現場をリードし、日韓の心情のズレを映像化します。
まとめ
この記事では、多彩なキャリアを築いてきた清原果耶さんが、『初恋DOGs』でどのように“愛を信じない弁護士”を演じ分けるのか、出演作品を振り返りつつ演技分析と期待ポイントについてお送りしました。
清原果耶はNHK朝ドラ『あさが来た』から話題作『透明なゆりかご』、声優、舞台と多彩な表現に挑み続ける実力派。
『初恋DOGs』では、自身の愛犬家としての一面を役に生かしつつ、人を信じられない弁護士・花村愛子という複雑なキャラクターを自然体で演じ分け、新たな代表作を築くことが期待されます。
今後の活躍も楽しみですね!!