2025年のロサンゼルス・ドジャースは、これまでにないほどの豪華な先発ローテーションを揃え、「史上最強投手陣」との呼び声も高まっています。
本記事では、「ドジャース 2025年 ローテーション事情」に焦点をあて、主力投手の状況や佐々木朗希のポジション、今後の展望について解説します。
2025年 ドジャース先発ローテーション(5月時点)
投手名 | 役割 | 主な特徴 |
---|---|---|
山本由伸 | エース格 | 安定感抜群。MLB1年目から最多勝候補。 |
ウォーカー・ビューラー | 右の柱 | 復帰後も好調。奪三振力と球速が魅力。 |
ボビー・ミラー | 若手有望株 | 速球派。2024年にブレイク済み。 |
タイラー・グラスノー | 大型右腕 | 奪三振率高いがケガがち。 |
ギャビン・ストーン/ジェームズ・パクストン | スポット起用枠 | 状況次第で6人制や入替も。 |
佐々木朗希 | 注目の新人 | 制球や肩のコンディションに課題あり。 |
6人制ローテーション導入の背景
ドジャースは、2025年シーズン序盤に6人制ローテーションを採用しています。
これは以下のような理由が考えられます。
- 大谷翔平が打者専念中のため、投手負担分散に注力
- 山本、佐々木といったNPB出身者への負担軽減
- グラスノーやビューラーなど、故障歴のある投手が多いため
佐々木朗希の立ち位置と評価
佐々木は開幕ローテ入りしたものの、現時点(5月)では以下の課題が残りました。
- 制球不安(与四球率7超)
- 被本塁打数の増加(6本)
- 肩のコンディション不安(IL入り)
それでも速球の質や潜在能力は一級品で、復調すれば5~6番手ローテで起用継続の可能性は高いです。
ドジャースのローテ投手比較(防御率順)
投手名 | 防御率 | 奪三振 | WHIP |
---|---|---|---|
山本由伸 | 2点台前半 | 60超 | 1.05 |
ビューラー | 3点台中盤 | 安定 | 1.10 |
ミラー | 3点台後半 | 高奪三振 | 1.18 |
グラスノー | 4点台前半 | 三振力 | 1.20 |
佐々木朗希 | 4.72 | 24 | 1.49 |
今後の注目ポイント
- 佐々木朗希の復帰タイミングと再起用法
- シーズン中の6人→5人制への切り替え有無
- ポストシーズンに向けた先発絞り込み
ドジャースは今季、優勝を現実的に狙えるだけの投手層を誇っています。その中で佐々木がどのように食い込むかが、シーズン後半の鍵を握るでしょう。