お笑いコンビ・オードリーの若林正恭が3日深夜に放送されたニッポン放送「オードリーのオールナイトニッポン」に出演し、若林は日頃から生成AIであるChatGPTの使用、「3万円だから、オレのヤツは」と、1カ月の課金額を明かした。
AIの普及が進み、さまざまなシーンで利用されることが多くなりましたが、改めてChatGPTを利用するのにどのような用途があるのか、また、気になるそれぞれの有料プランについてお届けします。
ChatGPTプラン別の利用方法
ChatGPTには3タイプのプランがあり、料金が高くなればなるほど、できることが多くなります。
- 無課金(無料プラン)
- 20ドル課金(ChatGPT Plus)
- 200ドル課金(ChatGPT Pro)
※課金金額は月額
無課金(無料プラン)
無課金(無料プラン)はタダで使用できるも、制限があります。最新のGPT-4oモデルを使える回数が5時間ごと、データ分析とか画像生成みたいな高度な機能も使える量が少なく抑えられています。
無料のため試しの用途にはいいが、本格的に使用するには制限がかかっていることが多いプランになります。
20ドル課金(ChatGPT Plus)
GPT-4oやAdvanced Voiceモードが制限なく使用でき、画像生成やデータ分析なども多く利用できるようになり、普通に趣味や仕事において、で十分満足できるレベルとされています。
GPT-4oはテキスト処理、画像や音声、動画などの複数形式のデータを同時に処理できるマルチな機能性があって、Advanced Voice Modeは、直接音声でChatGPTと対話することができて、 システムはユーザーの音声をリアルタイムで認識し、瞬時に適切な応答を生成して音声で返答します。
OpenAIのCEOであるサム・アルトマンも、このプランでほとんどの人が必要な機能はカバーできると言及されています。
200ドル課金(ChatGPT Pro)
フル機能のo1モデルや、高性能なo1 Proモデルが使え、さらに計算パワーも強化。研究者や複雑なタスクをAIに投げたいプロフェッショナル向けとなります。
近年、OpenAIが医療研究者向けにProプランの無料提供を始めたってニュースもあり、社会貢献にも用途が拡大しており、かなり本格的な用途で利用できます。
OpenAI o1は、理数系の能力で、博士課程学生レベルを持っていて、複雑な問題解決能力に特化したモデルです。o1は、より長く考えて回答するよう、設計され、即座に回答を出すのではなく、人間のように問題について深く考え、様々な角度から検討してから答えを導き出すことができるようになっている。
オードリー・若林さんは、Proを利用しており、用途について、「検索で『シェーバー 人気 ランキング』って入れて、なんで2位のやつが7位のやつよりコメントが少ねえんだよって思う時間が嫌。口コミも全部、お前(ChatGPT)見てきて、オレが言った通りのやつを出してくれよな』って言ったら、一応(候補を)出してくれるんだよ」と、日常生活において、気になるものに対し、情報収集のために活用しているとのことでした。
加えて、最高値の課金コースの利用について「課金しないと月に10回までとか。オレもう、1000回ぐらい1カ月で質問するから」と、高い使用頻度についても語りました。
年間2,400ドル(約36万円)もするため、用途や使用頻度から、コストパフォーマンスを踏まえて、使用するかについて考慮する必要はありそうです。
まとめ
この記事では、ChatGPTのプラン別の用途についてお届けしました。
ChatGPTには3プランあり、制限がついた無料プランから、医療や研究など大きく、複雑な処理が行えたりなど、最大の用途に応じて段階的なプランが用意されていることがわかりました。
AIで何をしたいのかもそうですが、どのようなことができるかまずは、無料プランから見てみるのが良さそうですね!!
まずはとにかく、無料プランからでもAI処理をさせてみるなど、試してみましょう。