『Kamen Rider Drive』でブレイク後、数々のドラマ・映画で主演を務めてきた竹内涼真さん。
本記事では竹内涼真さんが出演する代表作や、演技スタイルを振り返り、刑務官・宗片秋広を演じる『看守の流儀』での役どころと期待ポイントを詳しく解説します!!
竹内涼真の主な出演作品と演技の特徴

1. テレビドラマ
- 『Kamen Rider Drive』(2014–2015年、テレビ朝日)
主演・泊進ノ介/仮面ライダードライブ役を務め、一挙手一投足にアクション性と正義感を宿す演技で大ブレイク。クールな表情と熱血漢を両立させた、ヒーローものとしての説得力が高評価を獲得。 - 『下町ロケット』(2015年・2018年、TBS)
佃製作所の熱血技術者・橘秀利役として出演。技術屋としての熱意やチームワーク、仲間との絆を表現し、シリアスとコミカルのバランスを見事に演じ分けた。 - 『過保護のカホコ』(2017年、日本テレビ)
主人公・カホコを見守る優しい兄・保役。家族愛や兄弟間の思いやりを表情豊かに演じ、優しさの裏にある葛藤を自然体で描き出した。 - 『ひよっこ2』(2019年、NHK)
朝ドラ『ひよっこ』の続編で、主演とは異なるサブキャラクターとして出演。地方から上京した青年をリアルに演じ、朝ドラ独特の人情ドラマに溶け込む幅広い演技力を披露。 - 『LOVE YOU as the World Ends』(2021–2023年、日本テレビ)
主演・間宮響役として、ゾンビパニックもの×ヒューマンドラマの両方を担う大役を演じきった。サバイバル状況下での冷静さや人間味あふれる感情表現が視聴者を引きつけた。 - 『六本木クラス』(2022年、テレビ朝日)
韓国ドラマ『梨泰院クラス』の日本版リメイクで主演。復讐に燃える若き経営者を演じ、熱い演技とカリスマ性で原作ファンの期待を担い、話題を呼んだ。 - 『Like a Dragon: Yakuza』(2024年、Amazon Prime Video)
ゲーム『龍が如く』シリーズの実写化で主演・桐生一馬役を務め、アクションと人間ドラマの両面を体現。ゲームファンの評価が高く、俳優としての新たな境地を切り開いた。 - 『ザ・ウエイ・オブ・ザ・ポリスオフィサー』(2025年、日本テレビ)
刑事役として出演予定。こちらも刑務官役とは異なる“公安の視点”を演じる予定で、俳優として社会派ドラマへの挑戦が続く。
2. 映画

君と世界が終わる日に
- 『君と世界が終わる日に』(2020年 映画版)
同名ドラマの映画化版で、サバイバル要素を含むヒューマンドラマとして主演を務め、映画でも高い評価を得た。 - 『落日』(2024年)
湊かなえ原作のサスペンス映画で主演・刑事役を演じ、シリアスな展開における緊張感ある演技が視聴者・映画ファンから支持された。
3. 舞台・声優ほか
- 声優出演『まく子』(2019年)
主人公の友人役として声の出演。アニメーションを通じて感情を声だけで伝える繊細な表現を見せた。 - CM出演
大手企業(NTTドコモ、ハーゲンダッツ、アサヒビールなど)のCMに数多く起用され、爽やかかつ誠実なイメージで幅広い世代に支持されている。
竹内涼真の演技スタイル・特徴
- 誠実さと熱量のある主人公像
『Kamen Rider Drive』や『六本木クラス』では、正義感や信念を前面に出す熱血ヒーローを演じ、多くの視聴者から「応援したくなる俳優」として支持を集めています。 - アクションと感情表現のバランス
アクション作品(『Kamen Rider Drive』『るろうに剣心』客演など)で鍛えた動きに加え、『下町ロケット』や『LOVE YOU as the World Ends』では人間ドラマの緻密な感情表現を見せるなど、幅広い役柄をこなせる器用さが魅力。 - 視聴者を引き込む画面映えする存在感
身長185cmの長身と端正なルックスを活かし、映像作品での“画面映え”が抜群。演じる役柄の立ち居振る舞いから人間性の機微まで視覚的に伝える力を持つ。 - 等身大の人間味あふれる演技
『過保護のカホコ』や『ひよっこ2』では、実際にいそうな若者像を自然体で表現し、視聴者がキャラクターに共感しやすい演技を得意とする。 - 社会派ドラマやサスペンスへの挑戦
『下町ロケット』『落日』『ザ・ウエイ・オブ・ザ・ポリスオフィサー』など、社会性の強い作品にも積極的に挑戦し、シリアスな役どころでの説得力ある演技を磨いている。
『看守の流儀』での役どころと期待ポイント
- 役名:宗片秋広(むなかた・あきひろ)
→ 加賀刑務所に新たに配属された若手刑務官。受刑者の更生を第一に考え、「受刑者を信じ、生きる希望を与えることが看守の使命」と信条を掲げる情熱的な人物。
期待ポイント1:熱血刑務官としての“信念”を体現する演技
竹内涼真さんはこれまで「強い信念を持つ青年」を演じることが多く、『Kamen Rider Drive』の泊進ノ介役などで見せた正義感あふれる演技を本作に持ち込み、受刑者と真っ向から向き合う宗片の熱量を画面いっぱいに発揮することが予想されます。
期待ポイント2:受刑者と向き合う“優しさと厳しさ”の二面性
刑務官として、更生を目指す受刑者に寄り添いながらも規律を守り指導する「厳しさ」も求められる役。竹内涼真さんは過去に公務員役やリーダー的役柄を演じた経験があり、受刑者の更生を促す説得力ある言葉遣いと、必要なときに見せる厳しさをバランスよく演じられるでしょう。
期待ポイント3:“謎多き上級刑務官”木村文乃との化学反応
上司・火石司を演じる木村文乃とは、本作が初共演。フランス勤務の経験を持つ冷静沈着な上級刑務官という立場から、宗片の行動を静かに見守りながら時には叱咤激励するシーンが多くなる。竹内涼真さんと木村文乃さんの“熱”と“冷静”の演技対比が、物語に緊張感とドラマティックな厚みをもたらす。
期待ポイント4:被受刑者の再犯防止へ向けた“人間ドラマ”を引っ張る存在感
刑務所内の日常シーンでは受刑者の心に寄り添い、シリアスな更生指導シーンでは受刑者の過去と向き合いながら導く。竹内涼真さんは『下町ロケット』で技術者をまとめるリーダー役や、『LOVE YOU as the World Ends』で生存者として仲間を励ます役を演じた経験を活かし、看守としての信念を貫く姿を説得力豊かに表現できる。
期待ポイント5:刑務所ドラマならではの“閉塞感”を打ち破る“希望”を示す演技
刑務所という閉ざされた空間で、受刑者が抱える過去の事情や葛藤を目の当たりにしながらも「再生」を信じる宗片の姿は、視聴者に「人は変われる」「希望は消えない」ことを強く印象付ける。『看守の流儀』において竹内涼真さんは、その“希望を示す灯台”のような存在として、感動を誘う演技を見せてくれるだろう。
まとめ
本記事では竹内涼真さんが出演する代表作や、演技スタイルを振り返り、刑務官・宗片秋広を演じる『看守の流儀』での役どころと期待ポイントについてお届けしました。
竹内涼真さんは『Kamen Rider Drive』から『六本木クラス』『Like a Dragon: Yakuza』などで多彩なキャラクターを演じ分け、アクションからヒューマンドラマまで幅広い演技を磨いてきた実力派。
『看守の流儀』では、受刑者の更生に全力を注ぐ若き刑務官・宗片秋広を熱演し、人間ドラマとサスペンスを両立する演技で視聴者を引き込むことが期待されます。竹内涼真さんならではの熱い情熱と優しさを併せ持つ演技で、“希望と再生”のメッセージを強く届けることでしょう。
初回放送をお楽しみに!