2025年シーズン、ついに佐々木朗希が海を渡り、メジャーリーグ(MLB)に挑戦しました。ドジャースと契約し、期待と注目を集める中での一年目。その成績はどうだったのか?ここでは、現時点での実績と評価を詳しくまとめます。
佐々木朗希 2025年のMLB成績(5月中旬時点)
シーズン始まりから先発の役割を務めました。5月中旬に故障者リスト入りしたため、それまでの成績となります。
指標 | 成績(5月14日現在) |
---|---|
所属チーム | ロサンゼルス・ドジャース |
登板数 | 8試合(全て先発) |
勝敗 | 1勝1敗 |
投球回 | 34回1/3 |
防御率 | 4.72 |
奪三振数 | 24 |
与四球数 | 22 |
被本塁打 | 6本 |
WHIP | 1.49 |
QS(クオリティスタート) | 1回 |
デビューシーズンの序盤:内容と課題
佐々木朗希のMLBデビューは、160km/h近い速球とフォークボールで注目されましたが、現状の成績からは「適応中」という印象が強く残ります。
【主な課題点】
- 制球力の不安定さ(与四球率の高さ)
- 変化球の決め手不足(フォークの落ちがMLB打者に読まれている)
- 疲労・肩の違和感(5月中旬に故障者リスト入り)
特に5月10日の登板では、平均球速が約152km/hに落ち込み、4回途中5失点。翌週には「右肩インピンジメント」の診断で15日間IL入りが発表され、チームから離れることになりました。
高まる期待と不安の入り混じる声
【MLBファン・解説者の評価】
- 「ボールの質は本物。あとは制球とスタミナ」
- 「適応には時間がかかるが、素材は一級品」
- 「完全試合の投手にしてはインパクトが弱いという声も」
開幕前の高すぎる期待に対し、現状は少しギャップを感じさせるスタートとなっています。ただ、これまでの実績やポテンシャルについては理解されており、今後においては期待をのぞかせています。
今後の展望とカギ
佐々木朗希が復調するために必要なこと
- 肩のコンディションの完全回復
- 四球を減らす制球力の改善
- MLB仕様に合わせた球種の再構築(例:スライダーやカットボールの活用)
日本時代と同じスタイルが通用するわけではない、というのがメジャーの現実です。とはいえ、まだ23歳という若さとポテンシャルの高さは疑いようがありません。
まとめ|佐々木朗希 成績 2025年:MLB挑戦のリアル
佐々木朗希のドジャースでの2025年シーズンは「試練と順応」の年と言えるでしょう。
- 成績は平凡(1勝1敗・防御率4.72)
- 内容には課題(制球・球速低下・被打率)
- だが、将来性は抜群(素材は間違いなくMLBトップクラス)
今後の調整と経験次第で、大谷翔平に次ぐスター投手になる可能性を秘めているのは間違いありません。シーズン後半戦の復帰と反撃が期待されます!!